+CATEGORIES
+RECOMMEND
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
矢沢 永吉
【オススメ度】★★★★★
基本的にこの本は、バイブルです。ここから全てが始まります。
+RECOMMEND
THE STAR IN HIBIYA
THE STAR IN HIBIYA (JUGEMレビュー »)

【オススメ度】★★★★★
永ちゃんのDVDの中で一番好きです♪あのギラギラした目付きがサイコーです。
+RECOMMEND
成功の9ステップ
成功の9ステップ (JUGEMレビュー »)
ジェームス・スキナー
【オススメ度】★★★★★
こんなにいろんな要素が凝縮された本は他にないでしょう!これは絶対に読むべし。
+RECOMMEND
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (JUGEMレビュー »)
ジム・ロジャーズ 林 康史 望月 衛
【オススメ度】★★★★★
理系だった僕が経済や投資に興味を持ったキッカケとなった本です。ジム・ロジャースは凄い!
+OTHERS

無料ブログ作成サービス JUGEM

paperboy&co.
RSS 1.0
ATOM  0.3
+Google Adsense

<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 初体験・合氣道! | main | 和歌山・白浜旅行 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
高田屋嘉兵衛と大村益次郎
最近、江戸後期の船乗りである高田屋嘉兵衛を描いた小説「菜の花の沖」と、明治維新における幕末官軍の総司令官・大村益次郎を描いた小説「花神」を読んだので、感想を記したい。

歴史モノは、かつて「竜馬が行く」や「燃えよ剣」などを読んでいたので、幕末には大変興味があった。久しぶりに読んでみて、やはり司馬良太郎の作品は奥が深いな、と思った。特に、時代背景や主人公の生き方からの洞察が鋭い。高田屋嘉兵衛、大村益次郎について、「アイデンティティ」「モチベーション」「結果」という3つの観点からそれぞれの生き方を要約してみたい。

■「菜の花の沖」1巻〜6巻 司馬遼太郎

★アイデンティティ
船乗り、商人
★モチベーション
蝦夷への憧れ、好奇心、冒険
★結果
ビジネスシステム、仲間、レザノフとの友情

■「花神」 上・中・下巻 司馬遼太郎

★アイデンティティ
技術屋、職人、無私
★モチベーション
職務への責任感、知識の吸収
★結果
明治維新への貢献

僕は歴史モノを読む場合、いつもその主人公のモチベーションは何だったのか?ということを意識して読むようにしている。
高田屋嘉兵衛の場合、一流の技術を持った船乗りであり、商人でもあった。当時、幕府は蝦夷や北方領土への戦略を練っており、そこで幕府の高官たちとの友情や信頼関係もあり、高田屋嘉兵衛が幕府の戦略に貢献する。この場合、高田屋嘉兵衛のモチベーションと幕府の国家としての戦略が一致し、見事に成功し海路を拓く。その後、嘉兵衛がロシアに捕虜として捉えられるが、レザノフというロシア高官との友情が芽生え、無事帰国を果たす。全編を通して高田屋嘉兵衛の人間としても魅力が光る。嘉兵衛のモチベーションは、まだ見ぬ蝦夷への憧れであった。そこがブレないことが、この人の強さであったように思う。また、言葉も通じないロシア人との友情を育む場面は感動的だ。

大村益次郎の場合、かなり特殊だ。百姓から蘭学の医者を経て、翻訳家、最後は幕末官軍の総司令官となる人生において、いつも時代が彼に技術を要求した。大村益次郎自信が何かが欲しくて自ら行動したことは一度もないように思う。そういう意味で特殊だし、あまりに僕と根幹が異なるため、感情移入は難しい。でも、こういう生き方を好む人も世の中にいる、ということを知っただけでも勉強になる。
他人は、大村益次郎の人間性でなく、技術を求める。他人から要求され、それに高い技術で答える、これの繰り返し。しかし、そこに私心や私欲はない。この点が、彼の最も高貴な点であるように思う。
彼のモチベーションは、職務への責任感だったのだと思う。果たして彼は、彼個人として何を得たのか?歴史への貢献はあったにせよ、彼自身が個人的に得たものは何もなかったのではないだろうか?でも、本人は職務への責任を全うし、最後は暗殺されるが満足した人生だったのだと思う。そういう人生観は特殊だが、世の中には存在するのだろう。
僕の会社の上司は、歴史上の人間の中で大村益次郎を最も尊敬している、と言っていた。僕はこの本を読みながら、その上司のことをよく考えた。そして、彼の生き方を少しだけ理解できたように思う。

次は、高杉晋作を描いた「世に棲む日日」を読んでみようと思っている。
| | 17:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 17:09 | - | - | pookmark |









http://kotolog.jugem.cc/trackback/98