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サグラダ・ファミリアからガウディに学ぶビジョンと想い
実は、僕は大学で建築学科を専攻していた。そして一時は建築の道で仕事をしたこともある。そういうバックグランドがある僕にとってスペイン、それもバルセロナは特別な場所だ。なぜなら、大建築家ガウディの街だからだ。
でも、バルセロナのガイドブックを読むまで、ガウディのことはほとんど知らなかった。しかし、サグラダ・ファミリア聖堂の解説を読んで、僕はバルセロナに行きたいと強く思うようになった。ガイドブック(地球の歩き方「バルセロナ'07〜'08」)には、こう書いてある。

-------------------------------------------
サグラダ・ファミリア大聖堂

サン・ホセ(聖ヨセフ)信徒教会の会長を務めていたバルセロナの書店主ボカベーリャは、聖家族(サグラダ・ファミリア)に捧げる教会を造ろうと決意。聖ヨセフの日である1882年3月19日に起工式が行われた。初代建築家ビリャールの案であるネオ・ゴシック様式で地下礼拝堂の建設が始まったが、翌年の1883年にビリャールが辞任すると、当時31歳だったガウディがあとを引き継ぐ。
すでに強い個性を発揮していたガウディは、当初の設計を自分のプランへの作り替え、世界でも例を見ない「完璧な教会」を目指した。これを機にガウディはキリスト教に関する知識を深め、同時に自身の信仰も深まっていった。そして1914年には、サグラダ・ファミリアの建設に専念することを宣言する。しかし聖堂は信者からの貴信で財源をまかなう「贖罪の教会」であったため、資金難から工事はなかなか進まず、ガウディ自ら献金集めに奔走。教会に寝泊りし、みすぼらしい身なりのため浮浪者と間違われることもあったという。
1926年に73歳で亡くなるまで、ガウディは人生のすべてを聖堂の建設に捧げ、彼の才能と情熱を注ぎ込んだサグラダ・ファミリアは、いつしかバルセロナのシンボルになっていった。ガウディの死後80年たつ現在も、彼が残した設計図や模型をもとに建設が続けられており、一時は完成まで200年かかるといわれたが、昨今の入場者数増加によって2020年頃には工事が完了する見込みとなっている。
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いくつか、僕が知らなかった凄い内容があった。

■サグラダ・ファミリアは献金で作られている

■金さえあれば、もっと早く完成できた

■晩年、ガウディはサグラダ・ファミリアに命を懸けた

最初の2つはさておき、一人の天才が人生を懸けて創ろうとした、そして創り上げ切れなかった創造物を僕は体全体で感じたくなったのだ。

ガウディ情報の番外編としては、「ガウディはミサに向かう途中、市電にひかれて3日後に死んだ」そうだ。しかも、晩年身なりに気をつかわなかったため、浮浪者と間違われて手当てが遅れたことが原因とか。天才なのに、あっけない幕切れだったようだ。かわいそうに。。。


最初にサグラダ・ファミリアを訪れたのは夜だった。地下鉄の階段を上がると、それはまさに荘厳とそこにあった。ライトアップされて美しいのだが、それよりも鬼気と胸に迫る迫力に圧倒された。

「これが一人の天才が人生を懸けたサグラダ・ファミリアか。。。」
それ以上、言葉が出てこなかった。その迫力もさることながら、細部に渡る彫刻の細かさ。

全体の荘厳さと細部のデリケートさの見事な調和は、時空を超えてガウディの叫びを現代に伝えているように思えた。

次の日の昼、もう一度、サグラダ・ファミリアを訪れ、中に入ってみた。




▼収容人数1万5千人という大聖堂内部。森のようでもあり、動物の筋肉や細胞のようでもある。

▼塔の中は空洞になっている

▼塔の上からのバルセロナの眺め

▼塔の上から向かいの塔を眺める

▼塔の中をらせん状階段で下りていく




ガウディが残した設計図などは、戦争などで焼けてしまい、ほとんど現存していないそうだ。だから、ガウディの死後の建築に関しては、専門家の想像による部分も大きいのかもしれない。
そして、建築現場を見て驚いたのが、今のサグラダ・ファミリアは鉄筋コンクリートで作られていることだった。ガウディの頃は、そんなものは存在しなかったので、全て石造りだったのだろう。そういう建築技術の進歩のおかげで、建築スピードが上がっているのだろうが、鉄筋コンクリートの建築物を担当していた僕からしてみれば、ちょっと興醒めではあった。


最後に実際にこの目で見たガウディの世界遺産の写真を紹介したい。
▼カサ・ミラ

▼カサ・バトリョ

▼グエル公園

ガウディのパトロン・グエルの依頼で作成したギリシャ時代を彷彿とさせる60戸の住宅地。しかし、ガウディ、グエル、それともう一人の3人にしか住宅が売れず、世紀の大失敗事業となる。が、これが世界遺産として登録された。おもしろい話だ。
▼グエル邸



結局、5日間バルセロナにいて、ガウディやその他の人の建築や世界遺産などを随分と見て回ったが、やはりサグラダ・ファミリアほど全身を突き刺すような衝撃はなかった。

一人の男が信仰に目覚め、全身全霊を注ぎ込んだ魂の塊、

そのビジョンと想いを引き継いた何万という魂の軌跡、

そしてそれを見に訪れた何億という人間の感動、

そういうものが一体となった特別な空間だった。

ガウディのビジョンと想いが時代を経てこれを創り上げたのだ!

そのエネルギーの根源は信仰だった。

ビジョンが素晴らしいだけでは、後世に残らないということを今回感じた。

本当に後世に引き継がれるのは、その人のそのビジョンに対する想いなんじゃないだろうか?


僕は、僕の死後、どういうビジョンと想いをこの世界に残していけるのだろうか?

ガウディのような、人生を懸けて挑んだ決して消えない魂の軌跡を残すことはできるのだろうか?
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